風水では、まず住まいの『周辺環境』が最も大事な要素となります。
これを『巒等(らんとう)』と言います。
どのような場所(環境)に、どのような向きの玄関(風水)で居を構えるかが居住者にとって影響が強くなります。
かといって、現代の居住環境で風水的に鑑定しても「どこにも住めない」という現実がありますが、
最低限、知っておいて損はありません。
以下のような家、環境を選択しないようしましょう。
●基地局のあるマンション
街を上を向いて歩いていると良く見かける
上記の写真のアンテナのようなもの。
実は、携帯電波の「基地局」です。
マイクロ波の発癌リスクを考慮して、
欧米では極めて厳しい規制値を設けていますが、
日本の規制値は比較にならないほど
あまい数値になっています。
▶日本 :1,000μW/cm2
▶EUの基準:0.1μW/cm2
▶ザルツプルグ市の勧告値:
0.001μW/cm2(屋外)
0.001μW/cm2(屋内)
日本は、EUのなんと1万倍の基準値です。
実際に日本でも基地局設置で裁判にもなっています。
【フランスでの調査結果】
このアンテナから発せられる電磁波の住民への健康影響
について、基地局からの距離に応じて、
次のような症状訴える人が多かったという報告があります。
基地局から
10メートル以内 …> 吐き気、食欲不振、視覚障害
100メートル以内 …> 癇癪、うつ症状、性欲減退
200メートル以内 …> 頭痛、睡眠障害、不快感
300メートル以内 …> 疲労
というデータがでています。
●自宅の窓や、玄関から墓地が見える家
お墓や心霊スポットは陰の氣に満ちていて、
物ごとを衰退させるエネルギーがあります。
玄関から出て目の前が「墓地」は選択しないが基本です。
窓から見えるくらい近くにある場合は、
カーテンを閉めたりして、こちらから見えないように
することで、凶意を減らすことができます。
この他に似たような環境では、
「淀んだ川が近くで流れている」
「病院・刑務所・墓地・神社仏閣の跡地である」
この場合も、陰の氣に支配され、良運が訪れず、
憂鬱氣味になってしまうようです。
丁字路の突きあたりは、
「槍殺(そうさつ)」
「路沖殺(ろちゅうさつ)」
と呼ばれ、槍が飛んできて突き刺すようなイメージを持ちます。
実際に、台風などの強風をまともに受けてしまうこともありますし、丁字路の交差点は車の事故も多いといわれます。
また、丁字路の突きあたりは、エネルギーの行き場がなく、よどみ、凶運を招き込みやすくなるともいわれます。
特に直進してくる道の正面に玄関があると、さらに凶意が大きくなります。
袋小路は、
「入口以外に出口がない」
ということを象徴します。
そのため、ここで暮らす人は、トラブルに遭遇しても、解決策がない、という大きな不運を招きます。
道路の終わりに位置する家が受ける「氣」は、
一般的にスピードが速く、有害で、幸運ではなく不運をもたらします。
袋小路には
「進歩と成長の終り」
という意味が含まれています。
袋小路の土地で、後ろ側が少し高い構造だとしたら、
「閉じ込め」の効果はさらに高まり、悪影響が一層激しくなります。
クリエイティブ・アース
-Creative Earth-
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